2017-02-04 人の幸福の探し方 『ジャン・クリストフ』の主人公であるクリストフの友人は、社会問題に関心を向けます。クリストフとこの友人は、ほかの人たちの幸福について対照的な考え方をしています。 クリストフは、人を幸福にしようと思うならば自分が幸福でなければならないと考えている様子です。それに対して友人は、ほかの人が幸福でないのに自分が幸福になっていいのかを気にかけます。 どちらも真剣な考えだと思いますが、友人の考え方には、だれも幸福でないまま時だけが過ぎる恐れがあると考えました。