3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

親しいお友だち

 『ジャン・クリストフ』の今日読んだ箇所は多くが男女間の会話でした。
 その中で、より親密な関係を求める男性に対して女性の側が「親しいお友だち」としての関係を続けることを主張しています。
 「いいお友だちでいましょう」というのは、日本では男女間で関係が進むことを断るときの常套句である(少なくとも創作の世界では)と思いますが、時代も国も違う作品で似たようなことを言っている場面があるのは初めて読んだ気がします。