世界文学全集への挑戦、2年目に突入

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

泣き言を言う神

 前回の記事で扱った血を流す女神に続いて、『イリアス』に、泣き言を言う神の様子が描かれています。
 正確には、助けを求めに行った神から泣き言をならべるのはやめぬか、と叱られています。この作品に登場する神々は、死ぬことがなく、医師から手当てを受ければ傷も速やかに癒される、というように、肉体は強いようですが、精神的には成熟していないように見えます。