3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

質屋

 『居酒屋』の冒頭では、ある夫婦の妻の側が中心になって話が進んでいます。この人物が主人公ということでしょうか。
 この夫婦が生活費のために服を質に入れる様子が描かれています。質屋を利用しているところ、しかも生活に必要だと思われるものを質草にしているところに貧しさが現れているように思います。