3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

思いやりのある行動

 『怒りの葡萄』で人の弱みにつけ込んでもうけようとする商売人についての記述を読みました。カリフォルニアに向けて長い距離を移動している人たちに、移動に必要なものを高い値段をつけて売る人の様子が描かれていました。そのような人は実際に存在したのだろうと思います。
 それとは対照的に、苦しい状態にある人が自分よりもさらに苦しい状態にある人を助けた、ということにも触れられています。そのような思いやりのある行動ができるのも人間の特徴であることを覚えていたいと思います。