ヤリイカ
『白鯨』の主人公たちが乗った捕鯨船は、大きなヤリイカと遭遇しました。
その中で、伝説の巨獣であるクラーケンについて言及されていました。数十年前に遊んだロールプレイングゲームにクラーケンという敵が出てきたように思います。大きいイカの絵だったと思いますが、そういうところに根拠があったことを初めて知りました。
九天の高き
『白鯨』を読み進め、鯨の絵に続いて鯨の彫刻について述べられている箇所を読みました。
次に空の鯨座についての話が続きます。その「鯨」に駕し、九天の高きに舞い上がりたい、と記されているところから強い思いを感じました。それまでは鯨についての記述が続いていましたが、肉眼で見ることのできないところのことを知りたいという望みは、鯨への思いとは別に、とても強いものだったのだろうと考えます。
追いつけない存在
『白鯨』の今日読んだ箇所では、汐を吹いているのを見つけて追いかけても追いつくことのできない鯨の存在が描かれています。
それを見つけたと言う人物だけでなく、ほかの人たちも同じく見ているようですので、嘘でも勘違いでもなさそうですが、何回か現れてそのたびに追いかけても追いつけません。
船長が復讐を望んでいる白鯨ではないかという可能性も示唆されていますが、そうかどうかはわかりません。
不気味な感じがします。