『大地』の第二世代の3人の兄弟たちは、それぞれ異なった道を歩んでいて、性格もそれぞれかなり違うようです。
同じ敷地に住んでいる長男と次男の妻同士の不仲の様子が描かれているような箇所は起伏があまりなくあまりおもしろいと感じませんでしたが、1人だけ生まれ故郷を離れた三男についての詳しい記述が出てきたあたりから話が動いてきた気がします。
三男は軍隊での活動に身を投じ、順調に昇進しています。その中で新しい行動を起こすことを考え、それに兄たちの子どもを関わらせようとして働きかけをしています。
3人の人生がからみあってきそうで、おもしろくなりそうです。