ゲーテと少女の往復書簡
『マルテの手記』でまた、有名なのかもしれないけれども聞いたことがなかったことを知りました。
今回は、ゲーテと少女との往復書簡についてです。ベッティーネと名乗った相手の女性が書簡をもとにした小説を著してかなり読まれたようです。一般的には『ゲーテとある子供との往復書簡』というのでしょうか。いま読んでいる訳では訳者注の中で『ゲーテと一少女の手紙』とされています。
「ベッティーネへ」という見出しについての言及があってからしばらく後の箇所についている訳者注で、「むろん」という言葉がついてこの作品が紹介されています。文学に詳しい人にとっては知られたものなのでしょうか。
そもそもゲーテの作品を読んだことがないことに気づきました。