『風と共に去りぬ』のはじめのところは南北戦争前夜といった時期が舞台です。
主人公の父親の60歳ぐらいの人も、主人公と同世代の若者も、多くの人は北部と戦うことを強く望んでいる様子です。今日読んだ箇所では、そういう人たちの話を聞いた、耳の遠い、戦争に行った経験のある老人が、戦争の悲惨さを訴える記述がありました。この人は戦争の後も生き続けているということですからまだ良いかもしれませんが、戦争に行った仲間たちには命を失った人もいたと想像します。
その記述はフィクションですが、今の日本にも同じような立場の人がいらっしゃると思い考えす。そういう人たちの訴えを真摯に受け止めたいと思います。