2016-06-04 マン『魔の山』 今日、マンの『魔の山』を読み始めました。 岩波文庫に収録されている関泰祐氏と望月市恵氏の訳によるものを読んでいます。 主人公が旅をしているところから話が始まりますが、旅に関連して、空間は時間と同じように内的変化を生む、ということが述べられています。時間が経つことで心が変わるように、遠いところに行くと心が変わる、というような意味合いであると考えます。そのとおりだと思いました。