機知と生気に満ちた若者
『ジャン・クリストフ』の今日読んだ箇所は、主人公であるクリストフともう一人の人物の会話が多くの部分を占めていました。
その会話の相手は若い人で、機知と生気とに満ちているというようにいわれていますが、実際におもしろいことを言っていて、クリストフが何度も笑っています。
しかし、ただおもしろいで済ませられないようなことをする面もあります。それでも、クリストフに受け入れられているようです。クリストフにとって元々特別な存在であると思いますが、その態度にも憎めないところがあるということなのでしょう。