3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

実力主義

 『白鯨』の今日読んだ箇所では、主人公の友人を含む、捕鯨船の活動の中で重要な役割を担う3人の人物たちの食事の様子が描かれていました。
 3人とも有色人種で、その人たちに白人の少年が給仕をしています。仕事に必要とされる力があれば、有色人種もある程度高い地位に昇ることができるということで、米国の捕鯨の世界は実力主義に基づいた比較的民主的なところだったのかもしれません。