3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

後見人

 『マリー・アントワネット』で、マリー・アントワネットを監視するためにその母親である女帝から送り込まれた後見人が紹介されました。
 自分で監視するだけではなく、自分がいられないところにいて様子を伝えてくれる仲間を何人も作って、四六時中監視を続けられるようにして、親展の便で女帝に報告していたようです。
 お金はあまり制限をせずに使えたのだろうと想像しますが、単身で乗り込んで行って、命じられたら役割を十分に果たしたこの人物はとても立派だと思います。持てる力を存分に発揮した働きだったのだろうと思い、感銘を受けます。