3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

空での孤独

 『南方郵便機』で、前回の記事で触れた孤独とは別の種類の孤独を主人公が味わっていそうな場面を読みました。
 天候が不順で操縦にプレッシャーがかかる中で、乗組員としての仲間の機関士に話しかけても話が通じない様子が描かれていました。近くにいるにもかかわらず心が通じ合っていないようです。ただ淋しいではすまず、命に関わる問題になるかもしれません。