『居酒屋』を読み終えました
『居酒屋』を読み終えました。
パリの街は近代化していく中で、それとともに前進してはいけず、場合によっては変化の中で仕事での待遇が下がりさえする、時代の変化に取り残された人たちの姿を見たように思います。
また、アルコールの恐ろしさをこの作品のように描いたものは初めて読みました。『居酒屋』という題名は、平和な意味合いではなかった、ということであると考えます。
貧しいながらも助け合えれば全く状況が異なるのでしょうが、貧しい上にいがみ合っていては、生活は当然厳しくなります。
読んで気持ちの良い作品ではありませんが、自らを戒める役に立てたいと思います。