3年目の世界文学全集への挑戦

40代既婚の男がふと思い立って世界文学全集に挑んでいます

怒りの葡萄

 『怒りの葡萄』を読み進める中で、題名と同じ「怒りの葡萄」という表記が出てきました。
 耕作の技術を身に付けて作物がたくさんできるようになっても、安くしか売れなければ、生活して行くことはできない、とのことです。安くしか売れない作物は、食べられないようにしながら破棄されます。
 こういう状況に対する、労働力を提供する側の気持ちを描く中で、怒りの葡萄が大きくなっていくということが記されています。